ニオイアラセイトウ その1・・・三上靖史

昔、スコットランドのお城に一人の美しい乙女がいました。

乙女は、父親が憎悪の的にしている男の息子と恋におちたので城にとじ込められてしまいます。

青年は勇気ある若者だったので吟遊詩人に変装して城内に忍び込み、窓の下に腰かけて楽器をつまびきながら「かけ落ちしよう」という意思を伝えます。

青年からの誘いを心待ちにしていた乙女は、一本のニオイアラセイトウの花を投げ、ロープを伝い降りましたが、しっかり結びつけなかったので、石畳の上に落ちて死んでしまいました。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


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このページは、-が2013年9月13日 00:55に書いたブログ記事です。

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