1度目につかまった時に予譲が趙嚢子を感動させた言葉は、
「士は己を知る者のために死す。いま智伯、われを知れり。われ必ず、ためにあだを報いて死せん」でした。
「士は己を知る者のために死す」という有名な格言の元となった話です。
この格言は、"心ある男子は、自分の値打ちを理解してくれる人のためなら、命を捨てることさえ惜しまないものである"という教えです。
私たちはとかく自分の利害、損得、打算、保身をものさしにして生きています。
しかしそれだけでは、人生が貧しくなります。
そうではない生き方もあるのです。
信頼や尊敬という高い次元で結びつく人間関係も存在するのです。
あなたには、予譲にとっての智伯のような人はいますか。
どこまでもこの人について行こうと心から思える、いわば男が男にほれる、そんな人をあなたは持っていますか。
そういう人を見つけましょう。
あなたのすぐ近くに、会社の中に、そういう人は必ずいます。
あなたが尊敬するその人に、あなたの優れた価値を認めてもらえるような生き方をしましょう。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史