2015年12月アーカイブ

軟属腫ウイルスにより皮膚に小腫瘤を形成する疾患で、幼児・小児期にみられ俗に「みずいぼ」といわれ、水遊びなどにより伝染することが知られている。

潜伏期間は14日から6カ月といわれ、普通は真珠色の光沢のある半球状に皮膚よりもりあがった1?5mmの丘疹である。

典型的なものは中心部がやや陥没している。

圧迫により白色のチーズ状の塊が出てくるが、これにはウイルスが含まれているために、皮膚に付着すると伝染することになる。

アトピー性皮膚炎のある子など乾燥性の皮膚に感染しやすい傾向にあるため、水泳・水遊びのシーズン前に軟属腫を除去しておくのがよいという意見が多い。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


色素性母斑

一般的に黒あざ、赤あざ、茶あざ、青あざなどに分けられる。

臨床的には扁平母斑、単純性黒子、青色母斑、母斑細胞母斑に大別される。

扁平母斑ならびに単純黒子(ほくろ)は、表皮のメラニン色素の増加によるものである。

青あざとしては、青色母斑のほかに太田母斑(眼から頬にかけて見られるもので女児に多い)や、伊藤母斑、蒙古斑(小児の腰殿部から背にかけて見られるもので自然に薄くなる傾向が強い)などが知られている。

色素性母斑のうち母斑細胞母斑は、時に悪性化することがある。

それ以外のものは、美容上問題がなければとくに治療の必要はない。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


あざ・・・三上靖史

俗に「あざ」といわれているものには皮膚の構成要素のいずれからも発生する関係上、種々のものがある。

一般に肉眼的に見た母斑(あざの正式な呼び名)の色で分ける方が、より分かりやすいので、(1)黒あざ(2)青あざ(3)赤あざ(4)茶あざ(5)白あざ(6)いぼ様あざに分けて説明する。

(1)は黒子(ほくろ)や色素細胞性母斑、(2)は赤ちゃんのおしりや背中に見られる蒙古斑や太田母斑、(3)はいわゆる血管腫を、(4)は扁平母斑をいう。

成長するにともない自然に消えていくものや、生涯変わらないもの、しだいに悪性化してゆくものなどがある。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


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