2014年9月アーカイブ

商談なら・・三上靖史

商談なら、こちらがどんどん説明して、相手を納得させればよいのだが、情報を手に入れる場合は、いくらこちらがたくさん話したからといって何も得るものはない。

自分の説明が多ければ多いほど、相手はしゃべっていないことになる。

こちらはわからないから尋ねているのだから、そのことに知識はなくてよいわけである。

むしろ、少々知っているふりをすると、相手はそこまで知っているのなら聞かなくてもよいではないかという気持ちになるかもしれない。

大事なことは、相手に教え甲斐があると感じてもらうことなのである。

しかし、こちらに常識がないと、相手が説明しにくいことはある。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

質問ばかり・・・三上靖史

私の電話会話を聞くとわかるが、こちらが語るのは、最初のイントロダクションは別にして後は質問ばかりなのだと説明し、実際にやってみせて納得してもらっていた。

とかく知識があると、かえってそれをしゃべってしまう。

とくに相手が口の重い人である場合、こちらが沈黙に我慢できないで、話をしてしまいがちである。

この失敗は大企業などインテリ度の高い人が犯しやすい失敗である。

べつだん知識をみせびらかそうというわけではない。

間がもてなくて、ついしゃべりすぎてしまうというのが原因である。

相手がどんどん話してくれる時は、こちらは頷き、さらに質問を重ねていけばよいのだが、会話がスムーズにいかない時が危険な時である。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

もちろん声からだけで想像するのだから、実際とは違うこともあろう。

話しているうちにイメージが違ってくる場合もある。

相手もまたこちらのことを同じようにイメージする。

だから、相手によい印象をもってもらうには、まずもってこちらの品格を示さねばならない。

電話による情報収集の方法を教えていた頃、まずは、聞き出したいことは忘れて、十五分間知らない相手と話ができることをめざせばよいと語って聞かせていた。

そうすると、たいていは、「それは先生がよくものを知っていて、説明できるから長く話ができるので、私たちにはムリだ」という意見が出る。

いやそんなことはない。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

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