保育室や園舎の壁面を、造形作品などで構成すること。
かつては壁面装飾と呼ばれることも多かったが、最近ではこの用語のほうが一般的である。
壁面構成と呼ぶ場合、そこには、壁面装飾をこえた、保育としてのさまざまな機能が期待されている。
壁面は、子どもたちにとって、大きな画用紙となり、劇の舞台やスクリーンとなり、ゲーム場となり、掲示板となり、そして、文字通り、ままごと遊びの部屋などの仕切りの壁となる。
そのように利用されながら、同時に、生活環境の一部として、つねに子どもたちの目に働きかけている。
保育意図に合わせながら、子どもたちが自分の手で壁面を構成していくように導いていきたい。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史