2013年9月アーカイブ

ついうっかり間違えてしまうのが、このタイプだ。

たとえば。

「当日は入会申込書をご持参ください」1「持参する」は謙譲語なので、「ご」をつけても尊敬表現にはならない。

正しくは「お持ちください」。

他にも、「部長のこ一存に従います」課長はカラオケをおやりになりますか」など。

正しくはそれぞれ、「お考えに従います」「カラオケをなさいますか」だ。

また、動詞の敬語表現もミスをしやすい。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


人間は本来みな対等・平等だから敬語を重視する必要はないといった暴論を吐く人がいる。

しかし、対等・平等ではあっても、実力差、立場の差、年齢差、親疎の差などは歴然と存在している。

敬語はこのような差を心理的に埋めるための潤滑油なのである。

正しい敬語を使わないために、相手から嘲笑されている人が結構いるものだ。

知っているつもりでも、敬語にはうっかりすると間違えやすい、あるいは誤解されやすい用法もあるので、その点に触れておこう。

謙譲語に「お」「ご」をつけても、敬語にはならない。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


嘆き悲しんだ青年は、世を捨てて吟遊詩人になり、放浪の中でこの花をみつけるたびに帽子につけて、亡き乙女をしのんだといわれています。

英語でウォール・フラワー(壁の花)といわれるのは、古い壁や石にからみついてそれらを支え、真夏の暑さに耐えて咲き続けるからです。

ヨーロッパでは「貞節」のシンボルとされているこの花には「逆境にも変わらぬ誠」「愛情のきずな」という花ことばがよく似合います。

恋人をなくした吟遊詩人だけでなく、中世の騎士たちも諸国を巡る間中、この花を帽子にいれて愛する人への貞節を尽くしたということです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


昔、スコットランドのお城に一人の美しい乙女がいました。

乙女は、父親が憎悪の的にしている男の息子と恋におちたので城にとじ込められてしまいます。

青年は勇気ある若者だったので吟遊詩人に変装して城内に忍び込み、窓の下に腰かけて楽器をつまびきながら「かけ落ちしよう」という意思を伝えます。

青年からの誘いを心待ちにしていた乙女は、一本のニオイアラセイトウの花を投げ、ロープを伝い降りましたが、しっかり結びつけなかったので、石畳の上に落ちて死んでしまいました。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


花が咲いたあとたくさんの実がつきますが、果皮く種子を包んでいる皮)が、まるで動物の鼻のような、おもしろい形をしているからです。

この花の果皮は、動物の鼻のようにもみえますが、みかたによっては仮面のようにもみえます。

仮面とは、本当の顔をかくして、違う顔のようにみせかけるためのもの。

花ことばの「推測ではやはりノーです」は、この仮面にちなんで生まれました。

また、花の筒になったところを押したり離したりすると、花の先が閉じたり開いたりして、金魚がパクパクロを動かしている様子にそっくりなので、「おしゃべり」「出しゃばり」という花ことばも与えられています。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


キンギョソウは、アンテリナムという名でも親しまれています。

アンテリナムとはギリシャ語で「鼻のような」という意味です。

英語では、からみあう龍の口というような意味ですが、そう思ってみてみると、なるほど、花の形がそのようにみえてきます。

日本では、龍ではなく、ずっとやさしい感じのする金魚の口にみたてて、キンギョソウと呼んでいます。

ところで、ギリシャ語の「鼻のような」というのは、花の形のことではなく、果皮のことかもしれません。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


このアーカイブについて

このページには、2013年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年8月です。

次のアーカイブは2013年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12