政治的中央集権主義の基本は、厳格に成文化された法制度、つまりナポレオン法典にあります。
これは合理主義がその頂点に達していたころに制定されたものです。
これは、人間の理性は人間の予測不可能な行動をのりこえることができる、という信念にとっての一つの記念碑です。
ありとあらゆる規制が束となって、上からの押しつけであるこの法典の枠組みを秩序正しく形成しています。
これは、あらゆる不測の事態を想定してつくられた、知的で人工的、そして整然とまとめられた規則集です。
たとえもし理念と現実の間にギャップがあったとしても、それは即席のまにあわせではなく、なお一層洗練された法令や規制によって埋め続けられてきました。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史