花が咲いたあとたくさんの実がつきますが、果皮く種子を包んでいる皮)が、まるで動物の鼻のような、おもしろい形をしているからです。
この花の果皮は、動物の鼻のようにもみえますが、みかたによっては仮面のようにもみえます。
仮面とは、本当の顔をかくして、違う顔のようにみせかけるためのもの。
花ことばの「推測ではやはりノーです」は、この仮面にちなんで生まれました。
また、花の筒になったところを押したり離したりすると、花の先が閉じたり開いたりして、金魚がパクパクロを動かしている様子にそっくりなので、「おしゃべり」「出しゃばり」という花ことばも与えられています。