見送りは文字どおり見て送るのだ。
見えなくなるまでが大切だ。
などというと、"忙しいのにそのようなことができるか"と、反発を受ける。
何といわれたって、相手あってのビジネスマナーだ。
お客さまがそこにいる以上、"とにかく見送れ"としかいいようがない。
いくら混雑したカウンター業務でも、ていねいな接客は次のお客さまの好感を呼ぶ。
基本的にマナーは業務の効率化とは別の問題だ。
いくら忙しい職場でも見送りの基本は最低でも次の二つだ。
・少なくとも、お客さまが視線をはずすまでは見送る。
・お客さまがその場を三歩以上離れるまでは見送る
お客さまの背中に向かって"ありがとうございました""どうぞよろしくお願いします"と強く念ずるのだ。
一人の来客が終わる。
さあ次の仕事だ。
これがメリハリにつながる。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史