腕のいい大工さんは、木の屑にまみれながらも、自分の仕事場はいつもきれいにしている。
腕のいい板前さんも、調理場をきれいに保っている。
職人の世界には学ぶことが多い。
職場を見渡して机の上がきれいに整理されている人がいる。
まず新入社員。
彼らは受持の仕事があまりなく、机の上におくものも少ない。
その他で、きれいにしている人は、たいてい仕事のできる人だ。
できる人はどれだけ仕事に追われても、机の上は整然としている。
逆に忙しくてバタバタしてしまう人は、机の上もパニック状態に陥っている。
机の上をきれいに保つには、今している仕事の資料以外はのせない、ということを守ること。
どうせ2つの仕事を同時に処理するのは不可能なのだ。
その仕事が終わったら、いったんすべてのものを片づけて、それから次の仕事のものを出す。
この習慣を身につけると、気持の上でも切り換えができやすく、能率も上がるだろう。
また、今すぐには処理できない仕事もある。
これらは一つにまとめて寄せておく。
今やっている仕事と一緒にならないように気をつけよう。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史