初もの企画がよろこばれる・・・三上靖史

食べものにしても、成熟しておいしくなる旬のものよりも、味の未熟な「走り」を珍重する。

一番早く食べることに価値をおく。

初ものをよろこぶのである。

企画を立てるときも、このことを忘れてはならない。

内容の充実した企画よりも、一番○○の企画が珍重されるのである。

だから、内容が不十分でも、世界で初めてとか、日本初登場と銘打った初もの企画がよろこばれる。

企画は、学術研究ではないから、論理構成に心血を注いだり、資料の渉猟に走り回って内容の充実を図るよりも、たとえ拙速であれ、まずは、誰よりも早く実行することに値打ちがあるのだ。

このように考えると、新しい企画を成功させるには、とにもかくにも、なんらかの意味での「一番」をつくることに徹すべし、といわざるを得ない。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

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このページは、-が2016年4月 6日 13:30に書いたブログ記事です。

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