木を主材料にした造形的な遊び。
簡単な舟づくりなどから、小屋づくりなどまで、保育の場における実践内容の差異は大きい。
木の造形を保育に取り入れるべきかどうかについては、意見が分かれる。
保育者自身の木工経験が少なくて適切な指導ができないこと、ノコギリなどを使用するので危険な場合もあること、用具や材料の整備がむずかしい場合もあることなどを考えると、無理に取り入れる必要はないともいえる。
しかし、木が日常的な素材であり、実用的な性質をもち、加工する時の抵抗感が子どもたちの挑戦意欲や興味を刺激し、遊びを発展させることなどを考えると、可能な活動内容の範囲で、経験できる機会をつくることが望まれる。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史