最近の若者は、自分には個性がある、自分には自分の適性に合った仕事があると、スタートラインで決めてしまって、それに当てはまらない仕事は、やりもしないうちから「無理だ」「やりたくない」と思ってしまう。
いわば食わず嫌いなのである。
いざやってみれば、自分でも気づかなかった適性を発見したり、仕事のおもしろさを見いだせるかもしれない。
それなのに、最初から毛嫌いしてしまえぽ、そんな機会は失われ、自分で自分の可能性を広げるチャンスをつぶしてしまうことになる。
いったん決まった部署は二度と替われないのでは、などと心配する必要はない。
むしろ、若いうちは視野を広げて、いろいろなことを経験・勉強しておくほうが、長い目で見れば自分にとってプラスになることが多いものなのである。
たとえ自分の希望しない配属先であっても、その仕事をイヤだと毛嫌いせず、とりあえずその部署で一生懸命やってみる。
仕事のおもしろさは、自分で見つけるものだからだ。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史