政府に対する態度・・・三上靖史

フランスは、二百年もの間、中央集権的な政治、教育そして経済制度によって統一されてきた国であり、ヨーロッパの中でも非常に長続きしている国家の一つです。

よその国の中には、もともと地方主義が強いところへもってきて、ようやく最近になって国家統一をしたことで、国家としてのアイデンティティが薄くなっている国もあります。

しかしそれにくらべ、フランス人であるということはすなわち、画一的ではっきりとした価値観に執着するということを意味します。

フランスは自分と国とを同一視する度合の高い国であるといえます。

そしてコンコルドや英仏海底トンネルなどは、商業的プロジェクトというよりも、国家威信の体現といった意味合いが強いものです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

このブログ記事について

このページは、-が2015年5月 1日 09:44に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「政治的中央集権主義の基本」です。

次のブログ記事は「保護主義こそ、政府の経済政策のかなめ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12