きちんと決めていさえすれば、業績は白黒がはっきりしやすくなるので、被考課者から納得性が得られやすい。
納得性に問題がありがちなのは、勤務行動考課である。
俗に「情意」
といわれている。
名称のとおり、この考課要素については考課者が「情け」をかけやすい。
また「恣意的に」評価する傾向が強い。
業績・能力で評価の芳しくない部下に「情け」をかけ評点を高くする「寛大化傾向」。
1つ評価の高い考課項目(例、協調性)があると、別の考課項目(例、責任性)までいっしょに高い評価を与えてしまう「ハロー効果」
などの評定誤差が現れやすい。
とくに、後者のハロー効果は始末が悪い。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史