貧富のわかれ目は、正に「考え方の違い」によって生ずる。
富を築く人の思考は「陽の類」にあった。
そして、貧乏への道を歩む人の思考は「陰の類」にあった。
ここでいう思考とは、その人の日常における基本的な心の動きといってもよい。
これを見て、日常の自分の心がそのどちらにある方が多いであろうか、自己点検をぜひともされるとよい。
お解りになることと思うが、ここでいう思考とは、たんなる思索の流れという意味ではなく、それは実に「情動をともなった思考」という意味なのである。
そしてまた、ここで重要視しなければならないのは、思考のテーマやその内容性ではなく、むしろそれは「情動」の方なのである。
たとえば、未来の計画図に対して、色々な配慮をし、最悪の事態まで予測しておかなければならないのだが、それによって考えが暗い情動によって動かされてはならない、ということなのだ。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史