ワンルームマンションでは、収納スペースやトイレ、キッチンなどが一つの間取りの中にあるのは当たり前のことです。
だからワンルームマンションなのです。
ファミリーマンションでは、もちろんこれらはそれぞれ独立して作られていなければ困ります。
ところが劣悪な設計のマンションでは、本来は個室を配置するべきスペースに、収納スペースやユニットバスを配置している場合があります。
なぜ、このようなことになるのかというと、それは専有面積が狭いにもかかわらず、部屋数だけは3DK、3LDKなどにして、見せかけをよくしているために、浴室やトイレが犠牲になったわけです。
意地悪く考えると、浴室やトイレの配置を忘れて、後から苦心して配置したのではないかとさえ思ってしまうのです。
浴室やトイレはプライベートななくてはならない空間なのですから、部屋と部屋の間やリビングの片隅に作られたとすれば、極めて困ることになります。
このような不自然な設計のマンションは絶対に購入してはなりません。
不自然だということは、それだけで価値が半減するのです。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史
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