結婚式までのスケジュール表の作成 その3の続きです。

(9)引出物の用意
品物によっては数がそろわない場合もありますので、2?3週間の余裕をもって用意します。

(10)最後の打ち合わせ
挙式の1週間ぐらい前には式場を訪れ、媒酌人、司会、式場の係の人と最終的な打ち合わせをします。

確定した招待客の人数、席次、披露宴、写真のことなども打ち合わせます。

(11)荷物送リ
1週間前までに新居に送ります。

(12)婚姻届用紙
婚姻届の用紙と戸籍抄本も、早めに取り寄せます。

以上のような項目をあげ、自分で表にしておきましょう。

やり忘れたことがないかどうかチェックできます。



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(6)住まいを探す
新郎なり新婦なりのアパートに移る場合などはよいのですが、新しく住まいを確保するときは、1ケ月ぐらい前までに決定しておきます。

式の日取りがきまったら、媒酌人に当日のお世話をお願いしておきます。

また、友人や同僚などの中で、司会に慣れた人がいるならば、司会をお願いし、当日の式の方法や順序などを、よく打ち合わせしておきます。

(7)媒酌人・司会者・来賓へのあいさつ
祝辞をお願いする来賓の方には、招待状を持参してあいさつするのが礼儀です。

時間がないときは、手紙または電話でお願いします。

(8)かつら合わせ
和装の場合は、挙式の1ケ月ぐらい前に新婦は衣裳合わせと共にかつら合わせをしておきます。



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(3)式服の予約
最近の傾向として、90%以上の花嫁さんは貸衣裳を利用しているようです。

実際、貸衣裳は便利ですし、一生に一度しか身につけないものにお金をかけたって・・・という合理精神もうなずけます。

貸衣裳にするとすれば、式場がきまった段階で衣裳選びをすることです。

早いほうが好みの柄を選べます。

(4)新婚旅行の手配
次は新婚旅行の手配です。

ムリのないプランをたてることがポイントです。

最近は、式場で、新婚旅行の取り扱いをしてくれるところもあります。

(5)休暇をとる
挙式から新婚旅行の日取りがきまったら、勤務先に休暇願を出しておくことも忘れてはなりません。

こういったときでないと、まとまった休みはなかなかとれないもの。

早めに休暇をきめて、仕事の方も一段落させるように、スケジュールをあわせましょう。



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(1)式場をきめる
はじめに挙式の日をきめます。

式場への予約は早いほうがよく、遅くとも2ケ月ぐらい前までに行なうようにします。

(2)招待状の印刷・発送
結婚式、披露宴の招待状は、挙式当日の3週間前には先方に届くように発送します。

招待状には返信用のはがきを同封し、出欠の返事をいただきます。

現在、ほとんどの式場では、招待状の印刷から発送まで取り扱っているので式場の申し込みと同時に依頼しておいてもよいでしょう。

招待客については、招待客の人数、年齢層を、新郎側、新婦側でつり合いのとれるようにします。

片方が老人ばかりで、他方が若い人ばかりというのはいけません。

招待客が既婚者の楊合は、夫婦そろって招待するのが礼儀です。




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■入学祝い品
小学校入学の場合、子供の祖父母や近親者がランドセルや通学用の服、実用品などを贈ります。

学校によって規定がある場合もありますし、重複しても困るので、早めに希望をきいておきましょう。

肉親以外なら、クレヨン、鉛筆、ノートなど、重複しても困らない消耗品を。

中・高生には辞書や万年筆などが適当ですが、品選びに困ったら図書券が無難で、大学生も同様ですが、親元を離れてひとり暮らしに入る人には、所帯道具がいちばんです。

■お返しとお礼
お返しは不要です。

ただし、お礼はきちんと述べます。

ごく親しい間柄ならまず電話で。

そのとき必ず本人の口からもいわせます。

手紙でも同様に、親の礼状に一筆書き添えることです。

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招待状に服装の指定があれば、それに従いますが、なければ、主催者に問い合わせるのが賢明です。

改まったパーティーでは、「平服で」といわれても、普段着的なものは避け、男性はダークスーツ、女性はアフタヌーンドレス、和装なら色無地か訪問着というのが間違いのないところです。

受賞、叙勲は、近親者や関係者以外には、本人が知らせてくるものではありません。

テレビやラジオ、新聞などで知ったら、早めにお祝いをいいましょう。

親しさの度合いにもよりますが、電話より電報か速達のほうが、忙しい相手を呼び出すこともなく、良いようです。

近くなら直接訪問し、お祝いを述べますが、外出着に着替えるぐらいの心づかいを。

また玄関先で帰るのが原則です。

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■迎え火 - 十三日は夕刻になると"おじいな、おんばあな、ぺここ、うまに乗って来とうらい、来とうら(おじいさん、おばあさん、牛や馬にのって来てくれ)"とうたいながら、迎え火といって麻幹(あさがら)を軒下でたまきすが、仏さまが家にかえってくるのに、道に迷ったりなさらないためです。

■読経 - 十五日には僧侶にきてもらいます。

■送り火 - 十六日に送り火をたいて送ります。

■精霊流し、灯篭流し"盆の供え物を川や海に流し、仏を送る行事で、小さな舟に灯籠をのせて流して送る風習もあります。

■盆おどり、送り盆 - 盆おどりも精霊供養の一つで、盆に帰ってきた精霊を歓待したあと、おどりに巻きこんで送り、これを送り盆といいます。

■盆の薮入り - 薮入りは正月一回だったが、元禄ごろから盆にも行なうようになったといいます

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■精霊棚 - お盆の準備に着手する日どりは、その土地、その家によってまちまちですが、一般には十三日から始めます。

七月十三日になりますと、精霊棚を天井から縄で板をつってつくったり、戸外や戸袋の外側に設けたりします。

お位牌を安置して供え物をのせる場所ですが、仏壇に管薦を敷いて、それにかえたりもいたします。

■供え物 - お供えものは野菜やくだものですが、ドンブリに張った水の中になまのキュウリやナスを實の目に刻み入れたものを上げたりもします。

そのほかソーメン、ダンゴなどで、何しろ餓鬼道に堕ちた人を救おうとしたのが始まりですから多いほどよく、べつにキュウリで馬、ナスで牛の形のものを、割箸の足やトウモロコシの毛の尾でつくり、カボチャをくりぬいたチョウチンと共に供えますが、仏様がその馬にのり、牛に荷を背負わせ、チョウチンを灯してくるようにです。

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◆式場での動作は静かに厳かに
結婚式の開式の時間になると、式場係が案内してくれますから静かに式場に入場します。

式のとき参列者としての作法については、係が指示してくれますから心配無用です。

指示どおりにおちついて、もの音をたてないように静かにすることがたいせつです。

厳粛な儀式の立ち合いですから、その点を心得て静かな動作を心がけます。

◆披露宴に参列する場合
会場到着は開宴20分前ぐらいに
あまり早く行きすぎても、すでに到着して準備に気ぜわしい思いをしている家族に、余計な気をつかわせることになります。

定刻の20分ほど前に到着するのが頃合です。

会場に余分なものを持ち込むのは失礼ですから、受付に行く前にクローク・ルームへ行って、コート、手荷物などを預けます。

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◆結婚式に参列する場合
結婚式と披露宴の両方に参列する場合も、披露宴に招待されている場合も、当日は新郎新婦や両親にとって大事な日です。

緊張や気疲れでおちつかない状態にありますから、参列者としては余計な気をつかわせないように心がけることが望まれます。

また、結婚式や披露宴がどういう形式で行なわれるのか、その程度の予備知識は必要です。

何も知らずに出かけて、思わぬところで失敗するより、ある程度知識を得たうえで、気分的な余裕をもって出かけるよう心がけます。

結婚披露宴は新郎新婦の祝いの席に連なり、祝福し、数時間を共に興ずるのが目的です。

参列者としてのマナーを心得たうえで、自分も心から楽しめる席でありたいものです。

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○男君はしっかりした好青年なのですが、いささかそそっかしいところが珠にきずといえなくもありません。

ですから、○子さんにバック・アップしていただければ申し分ないというわけです。

本日晴れてご夫婦となられたおふたりが、明るい健康な家庭を築き、しっかりと足もとを見つめて長い人生の旅を歩んでいかれることを、媒酌人として願い、また信じている次第です。

今日までおふたりを育んでこられたご両親も、共に最良の伴侶に恵まれたおふたりの結婚を心から喜び、安堵されていることと思います。

ご列席の皆様方、どうぞ今後とも若いふたりに今までとこ同様、ご指導、ご鞭撻を賜わりますようつつしんでお願い申しあげます。

以上をもちまして簡単ではございますが、私のご挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。

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新婦の○子さんは、○男君とは高校時代の同級生で、高校を卒業されて○○短期大学に進まれたわけですが、そのあいだもずっとおふたりは、親しい友人としておつき合いがあったとうかがっております。

○○短期大学を卒業されてから、○○銀行にお勤めしておられましたが、○男君とのご結婚を機会に退職され、今後は、当分は、○男君の内助の功に専心なさり、いずれは、ご主人の仕事を手伝っていくご計画をお持ちのようでございます。

私は○男君のことは昔からよく存じておりますが、お若いにもかかわらず、大変しっかりした堅実な青年です。

またお人柄も円満で、思いやりの心に満ちた好青年という印象が強いのですが、その○男君の選んだ女性だけあって、○子さんもご覧のとおりの清楚で可愛らしいお顔立ちからは想像しにくいほどしっかりした、芯の強いお嬢さんです。

私も今日まで何度か○子さんに会う機会に恵まれまして、会うたびに、礼儀正しく感じのいい○子さんに感心いたしました。

もの腰といい、言葉づかいといい、ご家庭のしつけの見事さがうかがわれて、私の家内なども、○男君のお嫁さんにうってつけのお嬢さんだと心から喜んでおりました。

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「ただ今、ご紹介にあずかりました村井○郎でございます。

媒酌人としてひとことご挨拶を申しあげます。

先ほど、山口○男君と原田○子さんは神前におきまして夫婦の誓いをかわされ、無事にご婚儀が整いました。

ここにご報告申しあげます。

新郎の父君、山口○介氏に昔から懇意にしていただいております関係で、私ども夫婦が、このたびの媒酌という大役を仰せつかった次第でございます。

今日のよき日を迎え、ご両家のご両親のお喜びもいかばかりかと拝察いたします。

皆様方もすでにご存知かとは思いますが、慣例に従いまして、新郎新婦を簡単にご紹介させていただきます。

○男君は、○○市で手広く印刷業を営んでおられる山口○介氏ご夫妻のご長男で、一昨年○○大学をご卒業と同時に父君の会社に入社され、以来今日に至っております。

いずれは父君の片腕として、なくてはならない存在となられるでしょう。

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(14)斎主あいさつ
斎主が祝福の言葉を述べて、結婚の儀式が無事終了したことを告げます。

(15)斎主退下
典儀が閉会の言葉を述べると式が終了したことになり、斎主は退場します。

(16)一同退下
典儀の先導で、新郎の末席の人から退場するのがふつうです。

以上がごく一般的な神前結婚式の式次第で、所要時間は二十?三十分ぐらいです。

◆職場で・・・・

結婚後の初出勤ということもあって、みんなに注目され、少々照れくさい思いをすることでしょうが、ここでもきちんとけじめをつけなければなりません。

まず、出勤したら上司にあらためてあいさつします。

お礼と合わせて、無事に新生活がスタートとしたことの報告をすればよいでしょう。

同僚にも、披露宴でお世話になったお礼を述べます。

できれば、この時に新婚旅行のおみやげなどを渡せるようにしたいものです。

結婚祝いをいただいている場合は、もちろんそのお礼も忘れずにしてください。

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席に戻るときは、背中を合わせないように、お互いが向き合って内側に回り、向きを変えるようにします。

媒酌人夫妻、両家の代表者も玉串をささげることがありますが、ほとんどの式場では、省略される場合が多くなっています。

(11)寿の舞
巫女が神前でお祝いの舞をします。

(12)鈴振りの儀
巫女の振る清らかな鈴の音にたくして、ご神徳をおわかちする儀式です。

なお、寿の舞、鈴振りの儀は省略される場合もあります。

(13)親族杯の儀
巫女が新郎側、新婦側それぞれに上座から順にご神酒を注いでまわり、新郎、新婦、媒酌人夫妻に注ぎ納められたところで、一同は起立します。

典儀の言葉で杯をかわし、両家の親族の契りが固められることになります。

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(9)誓詞奏上
新郎、新婦が並んで神前に進み出て、新郎が誓詞を読み上げます。

新郎がこれを読み終えたあと、自分の名前を読み上げますから、新婦はそれに続いて「妻○○」と読み上げます。

通常、文案は式場で用意してくれるものですが、自分たちが考えたものを読み上げる人もあります。

誓詞の儀式が終わったら、誓詞を巻き、神前の玉串案(玉串をのせる白木の台)の上に置きます。

(10)玉串拝礼
玉串という、榊の枝に四手(半紙を切って折ったもの)を付けたものを神前に供えて参拝する儀式です。

新郎、新婦は誓詞に引続き同所にて、斎主(祭員)から渡された玉串を受け取り、神前の方に枝が向くように玉串案にささげます。

一歩下がって二拝、二拍手をして、最後に一拝して戻ります。

参列者もこれに合わせて列拝します。

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(7)誓杯の儀(三三九度の杯)
これが、みなさんご存知の三三九度の杯をかわす儀式です。

神前結婚式のハイライトといえるでしょう。

下から、大、中、小と重ねた、三つの杯を巫女が三方(供えものをのせる台)にのせて運んできます。

もう一人の巫女がご神酒を移した銚子を持って、二人の前に進み、杯事をはじめます。

新郎からはじめる場合と新婦からはじめる場合とがあります。

式場によって異なりますから、指示にしたがうようにします。

(8)指輪の交換
新郎、新婦が起立して向き合います。

まず、新郎が新婦の左手薬指に指輪をはめます。

続いて新婦が、新郎の左手薬指にはめます。

この儀式は、本来の神前結婚式とは

直接関係のないものですから、省略してもかまいません。

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(3)着席
神殿に向かって、新郎が右側、新婦が左側に位置します。

それに従うかたちで、右側が新郎の親族、左側が新婦の親族の席になります。

上座から、父親、母親、祖父、祖母・・・・と血縁関係の深い順に座ります。

(4)斎主(祭員)入場
一同が入場し、着席した後で式を司どる斎主が入場します。

斎主が一拝したら一同もこれに続いて一拝します。

(5)修祓
おはらいの儀式です。

斎主(祭員)が一同をはらい清める間、一同は起立し、軽く頭を下げてこれを受けます。

終わったら、斎主とともに着席します。

(6)祝詞奏上
神前に二人の結婚を報告し、末永い幸せを祈って、斎主が祝詞を読み上げます。

一同、起立したまま、軽く頭を下げ、お祈りします。

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式の最中に指輪の交換を行なう場合は、この時、係に渡しておきます。

(1)参進
控え室から式場に向かいます。

(2)参入
式場に入ることです。

入場については典儀とよばれる式の進行係が、事前にどのような順序で入場するのか説明してくれます。

■新郎、新婦に続いて媒酌人とその夫人が入場し、次に新郎の親族、新婦の親族が入場する。

■新郎の後に、媒酌人、新郎の両親そして親族と続き、次に新婦、媒酌人夫人、新婦の両親、親族の順に入場。

■新郎、媒酌人、新婦、媒酌人夫人、新郎の両親、新婦の両親、新郎の親族、

だいたいこの三つのパターンが考えられますが、順序は、式場によってさまざまですから、係の説明にしたがうようにします。

式場の入口で、神殿に向かって礼をしてから入ります。

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「媒酌人の依頼は、挙式の日取りや会場を決めてから・・・・」と考えている人もいるかもしれませんが、日取りや会場は媒酌人の意見も取り入れて決定するのが普通ですから、すべてが決まってから依頼するのは失礼にあたります。

また、日取りを決めてからお願いした場合、お願いする人の予定と挙式の日取りが合わずに断られることも考えられます。

依頼の前に挙式のだいたいの時期を決めておき、具体的な日取りは媒酌人が正式に決定してから、当事者がよく話し合って決めるようにしましょう。

依頼の前に、まず書面などで媒酌人になって欲しいことを伝え、こころよい返事をもらってからあらためてうかがうようにします。

両家の両親と当人たちがそろってうかがうのがもっともていねいな方法であることは確かですが、どうしてもそれができないようでしたら、普段の付き合いの度合いなども考慮して最適な方法を選んでください。

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結納をかわしたカップルの場合、結納の際に仲人をつとめた人に媒酌人もお願いするのが一般的ですが、仲人の都合で媒酌人を辞退することもありますし、二人の、あるいは家族の都合で仲人とは別の人に、媒酌人を依頼することもあります。

また、婚約のときに仲人をたてなかったカップルは、あらためて媒酌人を依頼することになります。

特に式の格を重んじる場合は、社会的地位の高い人や著名人などに『名誉媒酌人』をお願いすることもあるようですが、一般的にはどちらかの会社の上司、恩師、両親の知人などにお願いする場合が多いようです。

いずれにしても、だれを媒酌人にするかは、両家でよく話し合って決めてください。

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「まあそうだな。赤字は三千万だって?」

「そうらしい。Kが倒れたところで公演を中止したほうがよかったのさ。」

「まったくだ、Sには気の毒だがな。ハハハハ。」

この会話を聞いて、Sさんが深く傷ついたのはいうまでもありません。

このように廊下とか洗面所の雑談、放談というものは、意外によく聞こえるものです。

また聞かれているものなのです。

若い男性社員がトイレで用をたしながら、上役の悪ロをいっていたら、本人に聞かれてしまった、などというケースは、どこにでもあるありふれた話です。

それにもかかわらず、仕事場ではムダロをたたかないのに、一歩仕事場から離れると、妙な解放感からおしゃべりをはじめる人が多いのは、廊下も洗面所も仕事場の一部である、という意識を忘れるからです。

洗面所での失態で悪い立場に追いつめられるほど格好の悪いことはありません。

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ある劇場で上々のすべり出しをみせたミュージカルの主演女優Kが病気になり、代役を立てなくてはならなくなった。

そこで、踊りのできる歌手Sが急遽起用されることになった。

彼女は数日間の特別訓練でみごとに代役をはたしました。

それからしばらくしてSさんはある放送局に仕事で行き、局内の洗面所で手を洗っていた。

すると廊下のほうから何やら話し声が聞こえる。

静かな局内の廊下ですから、内容まではっきりわかる。

たまたま自分の名前が聞こえてきたので彼女は聞き耳を立てました。

「うん、彼女は彼女なりに一生懸命やったことは認めるよ。

だけど前売りが売れたのはあくまで主演のKの人気だからね。

代役じゃ興行として成功するはずがない。」

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〈洗面洗濯室が標準プラン〉
洗面所は、浴室への脱衣スペースにもなり、また洗濯機を置いて洗濯室にもなるのが、ごく一般的なプランになっています。

その広さは、三畳相当分のスペースを浴室と洗面所で二分する0.75坪プランが、間口寸法が100センチまたは120センチになると、最も多い例になっていますが、洗面化粧台のちょっときゅうくつなスペースになるので二畳分の広さ(1坪)があるのがベターです。

洗濯スペースの充実プランとしては、手洗いできる洗濯流しも装備するのがよく、乾燥機は洗濯機上の空間利用で置けるので、採用することをすすめます。

〈二階に設ける洗面所〉
土地難から2階建て住宅が一般化していますが、その多くは2階が寝室圏になっています。

したがって、2階にトイレを設けるのは常識化し、さらにコンパクトタイプでよいから洗面設備も取り入れるプランがすすめられています。

階段ホールと2階トイレ位置との関連で、60センチ間口の洗面化粧台でもよいから、洗面施設を検討してみることが大切です。

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洗面所は、おしゃれルームとしてまとめるプランが主流になっています。

ただ単に顔を洗い、口をすすぐということではなく、化粧や身だしなみのためのスペースとして考えられているのです。

そうした傾向を反映して、大型住宅では、1階のトイレ、玄関ホールとの関連スペースに洗面化粧台を取り入れた身だしなみコーナーを設けたり、ベッドルーム内に洗面化粧設備を設けたりする形で、プランが広がっています。

延べ床面積にゆとりのない住まいでは、洗面所としてまとめるのが通例です。

が、ただ洗面器を壁に取りつけ、ミラーキャビネットを添えるシンプルなスペースではなく、洗面化粧台を取り入れて、ムードよくまとめるのが一般型になっています。

洗面化粧台は、間口60センチ、70センチ、90センチ、100センチ、120センチ、180センチといろいろあり、洗面所の広さによって選ばれますが、100センチ間口前後のものを設備できるスペースが確保されているのが理想的です。

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招待を受けたら、出席するのがなによりのお祝いです。

親しい人なら、入場券の販売を手伝ってあげるとよいでしょう。

出演者や制作者からの招待であれば、入場料に相当する花などの贈り物を届けるのも喜ばれます。

ただし、舞踊などの芸事では、いろいろとしきたりのあることも多いので、くわしい人に相談してからにした方が無難です。

発表会の性質や格式によってふさわしい祝いかたがあるものです。

招待する側ならば、相手の趣味や都合を考慮して、押しつけにならないよう注意してください。

展覧会ならば、入場料も安く、一般的にはお祝いの品も持参しないので、気軽に招待できます。

案内状には自筆の一文を添えます。

観に行く側としては、気に入った作品を買ってあげることが最大の贈り物となるでしょう。

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地鎮祭、上棟式、新築披露の三つが、家を新築するときの儀式として現在でも行なわれています。

前の二つは土地のならわしもありますから、棟梁の采配にまかせた方がよいでしょう。

地鎮祭は土地の神を祭り、工事が無事に完了することを祈願するものです。

上棟式は土台と家の骨組みができあがったときに行なう祝いです。

両者とも工事の依頼側と請負側だけが参列します。

しかし、工事中にはご近所に迷惑をかけていますから、この機会に挨拶をしておくようにすればよいでしょう。

新築披露に招くのは、新築に際してお世話になった人、親しい知人などの範囲。

お祝いにいただいた品を飾りつけ、簡略にもてなせば十分です。

おおげさにする必要はまったくありません。

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開店や開業はその人にとって、人生の岐路ともいうべきできごとです。

お店に顔を出し、励ましの言葉をかけてあげたいもの。

贈り物は、お店の雰囲気や事業の内容にふさわしいものを選びたいものです。

こんな場合のお祝いは、品物ばかりとは限りません。

取引先を紹介したり、参考になる資料を用意してあげるのも、何よりのはなむけとなるでしょう。

同じ業種の人ならば、一席もうけて、自分の体験談を話してあげるのもよいものです。

もちろん、売り上げに協力すればなによりです。

開店の当日なら、酒や新鮮な魚などを用意すれば喜ばれますが、親しい間柄なら、必要なものを聞いておいた方が良いでしょう。

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日本のしきたりに従えば、慶事に黒系統の包み紙を使うのはタブーでしたが、そろそろ新しいギフト感覚が登場しても、よいころかもしれません。

確かに慶事だからといって紅白の砂糖やタオルのセットばかりでは、どなたからちょうだいしたのか印象も薄く、思い出にも残りません。

品物もこれまでのワンパターンではなく、本人の感性にあったものを贈るようにすれば良いでしょう。

ラッピングにもこだわると、贈り物をさらに印象付けることができます。

大きなデパートに行くと、ラッピングコーナーもありますから、色々研究してみてはいかがでしょうか。

色彩・材質など、様々なバリエーションに驚きます。

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弔問客の受け付けや接待、香典の受け取り、細かい雑事は、たいてい他の家の人があたります。

あとの整理もこの人たちがします。

先方の手数をなるべくはぶいてやるために、香典包みの裏に金額を書いておくのは常識です。

中包みがあるのなら、それにも金額と氏名を明記します。

表書きは、下部の中央よりやや左よりに姓と名を書きます。

右肩に小さく住所を書き添えるのが遺族に対して親切です。

住所入りの名刺を貼るのもよいでしょう。

あとで香典返しをする場合に便利ですから。

大勢で贈るときは、表に「庶務部一同」などの総称、なかに内訳を書いた紙を入れます。

表書きの文字は、薄墨で書くのがしきたりです。

が、水引きを印刷してある略式の不祝儀袋なら、ペンでもさしつかえありません。

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