2017年5月アーカイブ

(9)誓詞奏上
新郎、新婦が並んで神前に進み出て、新郎が誓詞を読み上げます。

新郎がこれを読み終えたあと、自分の名前を読み上げますから、新婦はそれに続いて「妻○○」と読み上げます。

通常、文案は式場で用意してくれるものですが、自分たちが考えたものを読み上げる人もあります。

誓詞の儀式が終わったら、誓詞を巻き、神前の玉串案(玉串をのせる白木の台)の上に置きます。

(10)玉串拝礼
玉串という、榊の枝に四手(半紙を切って折ったもの)を付けたものを神前に供えて参拝する儀式です。

新郎、新婦は誓詞に引続き同所にて、斎主(祭員)から渡された玉串を受け取り、神前の方に枝が向くように玉串案にささげます。

一歩下がって二拝、二拍手をして、最後に一拝して戻ります。

参列者もこれに合わせて列拝します。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

神前結婚式の進行手順 続編1

(7)誓杯の儀(三三九度の杯)
これが、みなさんご存知の三三九度の杯をかわす儀式です。

神前結婚式のハイライトといえるでしょう。

下から、大、中、小と重ねた、三つの杯を巫女が三方(供えものをのせる台)にのせて運んできます。

もう一人の巫女がご神酒を移した銚子を持って、二人の前に進み、杯事をはじめます。

新郎からはじめる場合と新婦からはじめる場合とがあります。

式場によって異なりますから、指示にしたがうようにします。

(8)指輪の交換
新郎、新婦が起立して向き合います。

まず、新郎が新婦の左手薬指に指輪をはめます。

続いて新婦が、新郎の左手薬指にはめます。

この儀式は、本来の神前結婚式とは

直接関係のないものですから、省略してもかまいません。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


(3)着席
神殿に向かって、新郎が右側、新婦が左側に位置します。

それに従うかたちで、右側が新郎の親族、左側が新婦の親族の席になります。

上座から、父親、母親、祖父、祖母・・・・と血縁関係の深い順に座ります。

(4)斎主(祭員)入場
一同が入場し、着席した後で式を司どる斎主が入場します。

斎主が一拝したら一同もこれに続いて一拝します。

(5)修祓
おはらいの儀式です。

斎主(祭員)が一同をはらい清める間、一同は起立し、軽く頭を下げてこれを受けます。

終わったら、斎主とともに着席します。

(6)祝詞奏上
神前に二人の結婚を報告し、末永い幸せを祈って、斎主が祝詞を読み上げます。

一同、起立したまま、軽く頭を下げ、お祈りします。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史



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