2014年1月アーカイブ

見送りは文字どおり見て送るのだ。

見えなくなるまでが大切だ。

などというと、"忙しいのにそのようなことができるか"と、反発を受ける。

何といわれたって、相手あってのビジネスマナーだ。

お客さまがそこにいる以上、"とにかく見送れ"としかいいようがない。

いくら混雑したカウンター業務でも、ていねいな接客は次のお客さまの好感を呼ぶ。

基本的にマナーは業務の効率化とは別の問題だ。

いくら忙しい職場でも見送りの基本は最低でも次の二つだ。

・少なくとも、お客さまが視線をはずすまでは見送る。

・お客さまがその場を三歩以上離れるまでは見送る

お客さまの背中に向かって"ありがとうございました""どうぞよろしくお願いします"と強く念ずるのだ。

一人の来客が終わる。

さあ次の仕事だ。

これがメリハリにつながる。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史

相手の体を刺さずに、かつ温かみを維持することができるという距離を保って冬を越し、おかげで二匹のヤマアラシは生き延びることができたといいます。

接近しすぎてしまうと相手を刺してしまうし、離れ過ぎては体温が伝わらない。

相手を刺さないように、また、相手の体温が感じられるようにするにはどうすればよいか。

生き延びるためには、何が大切か。

この寓話は、人間関係をそこなわないためには、ある程度の距離を保つことが大切であり、また、生きるためには思いやりが大切であることを教えているのだそうです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


ヨーロッパの寓話に「ヤマアラシのジレンマ」という話があるそうです。

真冬に二匹のヤマアラシが山の頂上にきて、来年の春まで生きのびるためにはどうしたらいいかと相談したそうです。

えさもなく、大変寒い。

そこで、二匹は体をくっつけて温め合えば、何とか越冬できるのではないかという話になって、それではというので二匹のヤマアラシがそばへ寄りました。

けれども、ヤマアラシはとげをもっているので、接近するとお互いを刺して痛い。

かといって離れすぎると寒くなり、体温が少しも伝わってこない。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


マネージャーの場合、健康面でタフであるのは当然のことです。

体力づくりを日課にするのはマネージャーの最低限の務めといえます。

問題は、精神面です。

マネージャーは部下に任せた仕事や自身が管理するプロジェクトの責任を一身に背負っています。

その精神的な重圧は相当なものでしょう。

しかし、マネージャーが簡単に弱音を吐いては、部下は誰を頼りにすればいいのかわからなくなります。

いかなる困難に遭遇しても、内面を表に出さず、現状打開に向け果敢にチャレンジする強靭な精神力がマネージャーには求められるのです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


部下がリーダーに期待する姿とはどのようなものでしょうか。

それは、「仕事ができる」「元気である」「堂々としている」「決断力がある」「情熱がある」などでしょう。

マネージャーがリーダー然として果敢に難題にチャレンジする姿は部下を勇気づけるものです。

リーダーは部下に自信を与え、部下はそんなリーダーを信頼してついていきます。

しかし、それ以上に、精神的にタフ、という意味で思われているのが圧倒的ではないでしょうか。

「あの人はタフだ」。

マネージャーも周りからそのように賞賛されるくらいの存在感をアピールできれば本物でしょう。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


リーダーは常に人に見られている存在だからです。

フォロワー、つまり一般社員はあまり人から見られることはありません。

マネージャーは人に見られているという意識を持ち、「どう見られたいのか」というリーダー像を常に描いておくことです。

理想的なリーダーの姿として歴史上の偉大な人物を思い浮かべてもいいですし、経営者として尊敬している人の姿を参考にするのもひとつの方法です。

こうした中から自分なりのリーダー像を決め、その姿に近づく努力をするのです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


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