お盆の精霊棚とお供え物づくり・・・三上靖史

■精霊棚 - お盆の準備に着手する日どりは、その土地、その家によってまちまちですが、一般には十三日から始めます。

七月十三日になりますと、精霊棚を天井から縄で板をつってつくったり、戸外や戸袋の外側に設けたりします。

お位牌を安置して供え物をのせる場所ですが、仏壇に管薦を敷いて、それにかえたりもいたします。

■供え物 - お供えものは野菜やくだものですが、ドンブリに張った水の中になまのキュウリやナスを實の目に刻み入れたものを上げたりもします。

そのほかソーメン、ダンゴなどで、何しろ餓鬼道に堕ちた人を救おうとしたのが始まりですから多いほどよく、べつにキュウリで馬、ナスで牛の形のものを、割箸の足やトウモロコシの毛の尾でつくり、カボチャをくりぬいたチョウチンと共に供えますが、仏様がその馬にのり、牛に荷を背負わせ、チョウチンを灯してくるようにです。

住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史


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このページは、-が2017年10月17日 12:10に書いたブログ記事です。

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