地鎮祭、上棟式、新築披露の三つが、家を新築するときの儀式として現在でも行なわれています。
前の二つは土地のならわしもありますから、棟梁の采配にまかせた方がよいでしょう。
地鎮祭は土地の神を祭り、工事が無事に完了することを祈願するものです。
上棟式は土台と家の骨組みができあがったときに行なう祝いです。
両者とも工事の依頼側と請負側だけが参列します。
しかし、工事中にはご近所に迷惑をかけていますから、この機会に挨拶をしておくようにすればよいでしょう。
新築披露に招くのは、新築に際してお世話になった人、親しい知人などの範囲。
お祝いにいただいた品を飾りつけ、簡略にもてなせば十分です。
おおげさにする必要はまったくありません。
住宅鑑定風水インストラクター/風水セラピスト・三上靖史